引きこもり克服支援アプリ『arukuwa』はリリースから半年を迎えました。
少しずつ着実に・・・
2022年7月7日にリリースをした引きこもり支援アプリ『arukuwa』ですが、先日リリースから半年を迎えました。リリース後数ヶ月はたいした宣伝もできませんでしたが、ありがたいことにアプリを見つけて、インストールしてくれる人が少しずつ増えていくという状況でした。私たちのアプリはユーザーがインストールしてくれた後に、どれだけのアクションを実行してもらえるのかが一番重要なポイントです。そのアクションがきっかけとなり、事務局とユーザーの絆がうまれ、その先にユーザーとサポーターの出会いがあります。ユーザー数と比較すると、まだまだ多くのアクションを実行してもらえているとは言えない状況です。より多くのユーザーにアプリを知ってもらい、その先のアクションにつながるようにSNSなどへの露出を少しずつ増やしています。
引きこもりの高齢化や増加は進む
先日、東京・江戸川区(人口およそ70万)が引きこもりに関して大規模な調査を行なったことが話題になっていました。調査は、15歳以上のおよそ25万人を対象に行なわれたそうですが、その結果、9000人余りの人が引きこもりや、不登校のこどもであることがわかったそうです。区民の76人に1人が引きこもりか不登校であるという計算になります。内訳は40代がもっとも多く、男性よりも女性の割合の方が高いそうです。この比率を日本の人口に当てはめると、現在引きこもりや、不登校となっている人々は約170万人にものぼります。
arukuwaの使命は
そうした方々が何を一番必要としているものは何か?
江戸川区の調査によると、それは「就労に向けた準備、アルバイトや働き場所の紹介」「短時間でも働ける職場」です。arukuwaはユーザーが就労することを最終の目標とはしていません。今までの生活では出会うことができなかった、どこかの誰かとアプリの中で出会い、新しい絆を結んでもらうことがarukuwaの目指すべき目標です。しかしながら、生きていくためには何かしらの職業についていることが多くの人にとっての理想です。望む人が、arukuwaで得ることができた絆のその先に新しい職業、趣味を手に入れることができるよう、これからもゆっくりと着実に活動をしてまいりたいと思います。